しばらくシーズンオフで情報がなくブログも放置状態でしたが、久々にJAX絡みの大きな情報が流れてきました。
Extension
The #Jaguars and standout TE Evan Engram agree to terms on a 3-year, $41.25M deal that includes $24M guaranteed, per me and @TomPelissero.
— Ian Rapoport (@RapSheet) 2023年7月16日
Essentially, a 2 year extension with the tag for $14.953M per year. After a career year, Engram gets paid. pic.twitter.com/G7vymD4O4U
フランチャイズタグ指定から今までずっと契約交渉をしていましたが、サインまであと1日というぎりぎりのところで契約となりました。チームとEngram双方前向きな話を聞いていたので全く心配してはいませんでしたが、いざまとまると一安心ですね。
Engramとしても今のJAXでプレーすることはメリットしかないと思うので、タグでもホールドアウトなどはせずにサインしてプレーはしていたと思いますが。
なお、事前の予想などは下の記事をご参照ください。
契約
期間:3年(2026/UFA)
総額:41.25M
保証:24.0M(サインボーナス + 2023年のベースサラリー + 2024年のベースサラリー + オプションボーナス)
年平均:13.75M
ちなみに現行契約の中での各項目の順位は下記となります。
契約総額:9位
年平均:6位
保証:9位
契約内容の詳細はわからないものの、見ている限りは概ね予想していた通りになりました。もう少し高く吊り上げてるのではという不安はありましたが、チームとの関係が良好だったことが影響したのでしょうか。評価的にもCLEのNjokuあたりが参考になると思いましたがだいたいそんな感じでしたね。
保証額についてはまぁまぁですがあまりケガをするタイプではないですし、おそらくサインボーナス+2023年、2024年のベースサラリーとかが保証されているんだと思うのであまり悪いようにはならないんじゃないかと思います。2024年には再構築も可能でしょうし、2025年にはカットも可能な契約だと思います。
一部ではNYG時代からのドロップ癖、バストの印象が強いせいかoverpayとも言われていますが、2023年のスタッツとしては50ターゲット以上のTE中、レシーブ数3位、レシーブ率5位、獲得ヤード4位、TD10位、ドロップ率9位、1stD8位と普通にリーグトップレベルのレシービングTEといっても過言はないと思うので安いとは思いませんが適切な契約ではないかと思います。まぁブロッキングのことを言われてしまえば何も言えないのですが…そのためにStrangeをとったと思うのでそもそもそこには期待していませんし。
まとめ
Pederson政権になってからoverpayの選手が減り、選手が残留を希望してくれるようになっています。数年前のクソ最低フランチャイズだったことを考えれば明らかに全体のカルチャーが変わっているのは明らかですし、このままできれば強豪となって願わくばSBにも出場してほしいところです。CCに進出したときには1年でチームが崩壊しましたが、今回はフランチャイズQBがいること、優秀なHCがいること、FAだけでなく若手もしっかり育ってきていることなどが明らかに以前とは違います。
ただ昨年は最弱地区と言われたAFC南もC.J. Stroud、Will Anderson Jr.と今年のルーキートップをはじめとして若手がどんどん頭角を表しているHOU、当たれば怖いAnthony Richardsonを中心に今年のドラフト大当たりの雰囲気のあるIND、タレント揃いのディフェンスに加えてまさかのDeAndre Hopkinsまで契約したTEN、と着実に力をつけてきており地区連覇は厳しいものとなっています。それでもまだJAXには十分なチャンスがあると思うので優勝目指してがんばってもらいたいです。
まずはそろそろキャンプが始まるのでそれを楽しみにしようと思います。以前と比べるとなかなか時間がとれず更新頻度は少なくなりそうですが可能な限り記事に残せればと思います。