ついに待ち望んだニュースがやってきました!
フランチャイズタグを指定した時点でここ2年の傾向を考えるとこの時期に延長すると思ってはいましたが実際来るまでは不安でした。超大型の契約となりましたが大満足です!
今までの5年間
2019年の1巡7位でEDGEとしてはNick Bosa、Clelin Ferrellに続く3番目に指名されました。ルーキーでチームをリードする10.5サックを記録し、Frank Clarkの補欠としてプロボウルに選出され、JAXでは初めてのルーキープロボウラーとなりました。
ところが翌年にSacksonvilleを支えたCalais Campbell、Yannick Ngakoueがいなくなり彼以外超貧弱DL陣になったこととケガにより調子を落とし以降数字としては3年間振るいませんでした。
迎えた契約最終年の2023年に相方のWalkerが成長したのも影響したのかリーグ2位の17.5サックという驚異的な数字を残しました。サック数だけでなくプレッシャー数もトップレベルですしランディフェンスも非常によく穴がありません。フィールド外でもJAXの顔としてフランチャイズを支えてくれました。
ついに契約延長!!
We have re-signed OLB Josh Allen.@Dream_Finders | #DUUUVAL pic.twitter.com/Ue2EvQQEGl
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Bringing more sacks and forced fumbles to Jacksonville: @JoshAllen41_ pic.twitter.com/xpAlN4gvih
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“The job’s not done yet, that’s what I want to tell the fanbase… I gotta win a Super Bowl and be the MVP. I’m not gonna stop until I get that. That’s motivating me, that’s bigger than money.” @JoshAllen41_ | #DUUUVAL pic.twitter.com/DQMxSti82N
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) April 10, 2024
5年目オプションを行使した時点で早く延長してほしかったですが、ついには大型契約を結ぶことができました。Baalkeめ、さんざん待たせやがって。
ちなみに2010年代でJAXが1巡の契約延長をしたのはTyson Alualu、Blake Bortles以来とのことで今までいかにひどいドラフトをしてきたがよくわかりますね(Ramseyは別として)。しかも10年間で9個のトップ10ピックがあってこの結果ですからね。半端じゃないです。そりゃドアマットにもなりますわ。特にBlaine Gabbert、Justin Blackmon、Luke Joeckelの並びは当時のファンはつらかっただろうなと思います。
それ以降は(2020年はなかったことにしたいですが)1巡では大きく外していませんし全員に延長のチャンスがあると思っています。Baalkeを散々けなしていますが前任に比べればまだマシなのかもしれません。
この契約延長がこれから強いフランチャイズになっていくための一歩となってくれるといいですね。
ちなみに会見ではNielsenはベストな選手をインサイドにローテートするため3テクもできるところを見せたい、といったことを言っていましたね。これは気になるところです。あとはこれがゴールではなくスーパーボウルに勝利しMVPを獲ること、DPOYが目標だと言っていました。ぜひ叶えてください!
なおフルのインタビューは以下になります。
契約
〈〉内は同ポジション内での順位
期間:5年(2029/UFA)
総額:141.25M〈2位〉
保証:88.0M(サインボーナス + 2024年・2025年のベースサラリー + 2026年のベースサラリーのうち10.5M、2026年3月にさらに追加で11.5M)〈3位〉
年平均:28.25M〈2位〉
インセンティブ:サック数(12.5: 0.25M、14: 0.5M、17: 0.75M)、Pro Bowl or All-Pro 1st: 1M
2024年の1.75Mは昨年達成しているためLTBEとしてカウント
JAX初の100M超えプレイヤーでありEDGEではNick Bosaに次ぐ金額となりました。最近発表されたBrian Burnsよりは少し高いくらいですね。時期的にもそこを基準に考えるだろうとは思ってました。
5年150Mとの情報でしたが、それはインセンティブ込みなので毎年プロボウル or オールプロ1stに選出、17.5サック以上した場合です。もちろん全部払ってほしいですが流石に現実的ではないでしょう。
正直金額、年数ともに文句はありません。31歳であればまだまだやれるレベルだと思いますし、明らかに衰えていればデッドマネーなしでカットも可能です。このレベルの選手はそう簡単に代替できませんしJAXであればなおさらです。ケチる理由は全くなかったと思います。
これで2024年のキャップは13Mほど空くようです。来年にかなりの負担がかかりますが、おそらくvoid yearを設定しての再構築が既定路線なので大体15M程度になるんじゃないでしょうか。
今後への影響
今回の契約は5年ですが上記の通り実質保証されているのは3年なので最低3年はチームにいてくれると考えると、Walkerが5年目オプション込みで同じく3年はいる計算になり、指名してもEDGE3としての起用となることが予想されるためEDGEへの1巡指名の可能性は低いと思っています。ただNielsenのディフェンスはDLも結構インサイドアウトサイドでポジション変えるようですしローテーションも考えると優先順位は落ちますがないとも言えなそうです。2巡以下なら全く驚きません。
DL陣はAllen、Walker、Armsteadがラッシュをかけるというのはなかなか期待できますができればもう1枚インサイドが欲しいですね。まだやれるならCalais Campbellが一番欲しいですが無理でしょうか。
あとはこの延長によりキャップスペースが31M程度となりました。一人くらい大型選手がトレードできるかもしれません。もしかするとHiggins、Aiyukあたりがドラフト当日とかに来る可能性も出てきましたね。他にも1巡DT、Camをカットして大型トレード用にキャップを空けてLT指名、またはHarrisonをLTにしてRT指名、など色々考えられますね。Baalkeがどの程度やってくれるか期待はあまりできませんがあと2週間