次はTEです。Engramにフランチャイズタグが適用され、契約延長かそのままかはまだわかりませんが、少なくとも来シーズンもJAXでプレーすることになりそうですね。契約のことについては別記事をご参照ください。
Roster
Player | # | Age | Ht | Wt | College | From | FA | Cap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Evan Engram | 17 | 28 | 6-3 | 240 | Ole Miss | 2022/UFA/NYG | 2023 | 8.97M |
Chris Manhertz | 84 | 30 | 6-6 | 260 | Canisius College | 2021/UFA/CAR | 2023 | 4.02M |
Dan Arnold | 85 | 27 | 6-6 | 240 | Wisconsin-Platteville | 2021/Trade/CAR | 2023 | 2.53M |
Luke Farrell | 89 | 25 | 6-5 | 250 | Ohio State | 2021/Draft/5R/#145 | 2025 | 0.91M |
開幕前
まず昨年のレビューは以下。
こちらもなかなかひどいRosterでした…シーズン途中にC.J. Hendersonとのトレードで獲得したArnoldがTE1となっていましたが大した結果は残せず。そこでFAでEvan Engramを獲得。ドロップだけが気になるところでしたが、2021年よりは期待の持てる開幕となりました。
Stats
Recieving
G | GS | Tgt | Rec | Rec% | Yds | Yds/Rec | TD | YAC/Rec | Drop | Drop% | CTC% | PB% | Slot% | Wide% | Inl% | Fum | Rtg | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Evan Engram | 17 | 14 | 97 | 73 | 75.3 | 766 | 10.5 | 4 | 6.6 | 3 | 3.9 | 42.9 | 5.0 | 39.5 | 23.4 | 36.2 | 0 | 111.4 |
Dan Arnold | 17 | 0 | 11 | 9 | 81.8 | 135 | 15.0 | 0 | 8.3 | 1 | 10.0 | 100.0 | 5.4 | 36.5 | 14.9 | 47.3 | 0 | 117.8 |
Chris Manhertz | 17 | 11 | 8 | 6 | 75.0 | 42 | 7.0 | 0 | 5.8 | 1 | 14.3 | - | 38.0 | 1.3 | 1.3 | 93.3 | 0 | 86.5 |
Luke Farrell | 17 | 0 | 4 | 4 | 100.0 | 40 | 10.0 | 0 | 9.5 | 0 | 0.0 | - | 34.6 | 15.4 | 7.7 | 76.9 | 0 | 108.3 |
シーズン振り返り
シーズンプレビューはこちら。
基本的にはEngram、Arnoldはレシーバー、Manhertz、Farrellはブロッカーとして使っていました。正直Engram以外はほぼ目立ってないので特にコメントすることがないです…
#17 Evan Engram
評価:A
詳細はこちら。
#85 Dan Arnold
評価:B-(昨年:B+)
昨年はTE1でしたが、流石に出番を減らしました。でも投げられればまずまずの働きだったと思いますしレシービングTEの控えとしては悪くないと思います。ブロックは特に期待してないので大丈夫です。どういう戦略を考えているか次第では再契約するかも…?
#84 Chris Manhertz
評価:B(昨年:C+)
今年はランパスともにブロッキングのレベルは高かったように思います。PFFのグレードでは63.3とランブロックは236回以上ランブロックしたTEの中では10位、パスブロックは79.8と22回以上パスブロックしているTEの中では2位でした。FAとなりますが、Farrellもいることを考えればよほど安く契約してくれない限りお別れすると思います。
#89 Luke Farrell
評価:C+(昨年:C)
ブロッキングTE。シーズン中4レシーブで評価はできず。ブロックも目立ったものがあるわけでもないので評価できず。特に言うことがありません。来年はManhertzがいなくなると思われるのでもう少しブロックで目立ってほしいです。
2023年の展望
Player | # | Age | Ht | Wt | College | From | FA | Cap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Evan Engram | 17 | 29 | 6-3 | 240 | Ole Miss | 2022/UFA/NYG | 2024 | 11.35M |
Luke Farrell | 89 | 26 | 6-5 | 250 | Ohio State | 2021/Draft/5R/#145 | 2025 | 1.02M |
Gerrit Prince | 26 | 6-5 | 241 | UAB | 2022/UDFA |
まずはEngramの延長は必須、と思っていましたが先日彼にフランチャイズタグが適用されました。おそらく去年のCamと同様にタグ→延長のパターンだと思いますが、それについては下の記事をご参照ください。
TE1が確保されたとはいえさすがにこのままでは厳しいです。まずはFAでブロッキングTEを拾ってきたいですが、元JAXで現BALのJosh Oliverがかなりブロッキングがいいようですし、BAL戦ではレシービングの方でもかなりやられて悔しい思いをした記憶があります。JAXではほぼ怪我で出番はありませんでしたが、戻ってきてくれたら嬉しいですね。
そしてメインはドラフトで、今年は豊作だとも言われていますし上位〜中位で指名していきたいです。注目はMichael Mayer(1-2R)、Dalton Kincaid(1-2R)、Darnell Washington(1-2R)、Luke Musgrave(1-2R)、Tucker Kraft(3R)あたりでしょうか。TEユニバーシティとも言われているIowaのSam LaPortaもコンバイン時にJAXと面談もしていますね。
個人的な推しはコンバインで評価を上げたDarnell Washingtonです。6-7、270lbsの大きな体に高い身体能力が特徴で、一番の強みはブロッキングです。exOLとしては即戦力となるでしょうしランオフェンスがレベルアップするでしょう。コンバインのドリルでも素晴らしいワンハンドキャッチもありましたし、特にRZオフェンスでそのスキルが活きると思います。欠点はセパレートができないことのようですが、できなくてもハイボールで競り合えば取れそうですがどうなんでしょうか。ちょうど同じ役割のManhertzがFAとなること、純粋なレシービングTEであるEngramとも共存できることなどからJAXにもフィットすると思います。とはいえ、その役割のために1巡を使うのかと言われるともっと他に使った方がいいのも事実です。とはいえ2巡までは残らないでしょうし現実的ではなさそうです。
そうなるとMayerもブロック、レシーブともにできる万能TEで魅力的ですが、同様に1巡は高いし2巡では届かない、という感じになりそうです。またKincaid、MusgraveはEngramと役割が被りそうなのでなさそうですし結局3巡以下の選手にはなりそうです。
Engramも今後どうなるかまだわかりませんしデプスはペラペラなのでなんとか補強してくれることに期待します。