最後はSTについてです。スタッツを表で作ってたんですが、画像を貼り付けた方が見やすそうですね。PCでもスマホでも見ることを考えると何が最適なのかわからないので色々試行錯誤しながらやっていますが難しいです…
Roster
Player | # | Age | Ht | Wt | College | From | FA | Cap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Riley Patterson | 10 | 23 | 6-0 | 190 | Memphis | 2022/Waiver/DET | 2023 | 0.82M |
Logan Cooke | 9 | 27 | 6-5 | 230 | Mississippi State | 2018/Draft/7R/#247 | 2026 | 2.68M |
Ross Matiscik | 46 | 26 | 6-0 | 240 | Baylor | 2020/UDFA | 2027 | 1.00M |
開幕前
まず昨年のレビューは以下。
昨年の正KのMatthew Wrightをwaiveし、その後5人くらいのKを試しましたが、結局DETをwaivesされたPattersonが正Kとなりました。コーチ陣も前から彼に目をつけていたようでwaiveされるのを待っていた、とのことでしたね。その他は変化はありませんでした。
Stats
スタッツはポストシーズンも含めています。
FG
Rankは10回以上FGを蹴った選手中の順位
PFF Grade:10位
Kickoff
AFP:Average starting field position after kickoff(キックオフ後の平均スタート位置)
Rankは27回以上キックオフを蹴った選手中の順位
PFF Grade:Patterson 30位、Cooke 51位
Punting
NET:Average Net Yards per Punt Attempt((パント自体のヤード - リターンヤード)/パント回数)
Rankは31回以上パントを蹴った選手中の順位
PFF Grade:12位
Kickoff/Punt Return
Rankはキックオフ、パント合わせて13回以上リターンした選手中の順位
PFF Grade(Agnew):Overall 2位、Kickoff Return 2位、Punt Return 9位
シーズン振り返り
シーズンプレビューはこちら。
直前まで正キッカー問題が続いていましたが、結局最後まで安定してPattersonが務めてくれました。Week 16にはAFC Special Teams Player Of the Weekにも選出されています。
FGに関しては概ね安定していましたし、LACとのWCなどの勝負を決める場面でもきっちり決めてくれるという点で勝負強さも見せてくれました。ただ、あまりキック力のあるタイプではないので長い距離を任せるには不安が残ります。キックオフでも同様で、去年のWrightに比べれば圧倒的にいいものの、距離が足りずにリターンされることが多かったです。リターンであまりヤードを稼がれていないのはカバーチームに助けられたところはあるかもしれません。キック力は伸びるものでもないという印象なので、来年もおそらく誰かと競わせることにはなるでしょう。
パントは流石のCooke神という感じでしたが、少しずつ衰えを見せ始めているような気がします。ハングタイムもキャリアワーストだったようです。とはいえまだリーグ上位のパンターとしてやれると思うので頑張ってもらいたいです。
リターナーは基本的にはAgnewが務めました。パントリターンに関してはあまりよくなかったんですが、キックオフリターンはよかったようです。シーズン序盤はイマイチな印象でしたが、シーズン後半から良くなってきてプレーオフでもナイスリターンを見せてくれました。一度反則で取り消された幻のTDはありましたが記録としてTDがなかったのは残念でした。Agnewが怪我して離脱した時はその他のメンツで凌いでいましたが目立った活躍はしていません。特にClaybrooksはリターンに定評があったはずですが、結局芽は出ませんね。やはりAgnewはなくてはならない存在でしょう。
ちなみにリターンチーム、カバーチームについては体感としてはそんなに悪くはなかったと思います。ちなみにSTの指標としてRick GosselinのSTランキングというのが毎年発表されます。22のカテゴリーでそれぞれ順位づけされ、その順位でポイントが割り振られて総合ランキングが決定されます。それぞれのカテゴリーの順位を見ることはできないようですが、総合ランキングでJAXは前年の24位から11位まで順位を上げました。それを考えるとSTCのおかげか全体としてよくなっているんでしょう。このまま継続してもらいたいですね。
2023年の展望
Roster
Player | # | Pos | Age | Ht | Wt | College | From | FA | Cap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Riley Patterson | 10 | K | 24 | 6-0 | 190 | Memphis | 2022/Waiver/DET | 2024 | 0.94M |
Logan Cooke | 9 | P | 28 | 6-5 | 230 | Mississippi State | 2018/Draft/7R/#247 | 2026 | 2.60M |
Ross Matiscik | 46 | LS | 27 | 6-0 | 240 | Baylor | 2020/UDFA | 2027 | 1.12M |
James McCourt | K | 26 | 5-11 | 216 | Illinois | 2022/Waiver/LAC |
キッカーについては上でも述べたようにまだ正キッカー争いがあるでしょう。それでもPattersonには昨年のWrightほどの不満はないので、争った結果続投となっても構わないと思います。もちろんさらに優秀な選手がいればそれに越したことはないんですが。
パンター、ロングスナッパーはしばらく代わることはないでしょう。
リターナーについてもキャップセーブのためのAgnewカットなんてことがない限りは続投でしょう。補欠でプロボウルにも選出されていますし実際いいパフォーマンスでしたからね。ただ2023年が契約最終年となるので、契約更新または新たなリターナー探しも必要かもしれません。契約更新が一番いいですが、キャップが割ときつめなのでよほどチームフレンドリーな契約をしてくれない限りは厳しいと思います。試合外でもチームの顔として色々な活動をしているのでいてほしいですけどね。