Jaguars Note

NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

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【2022シーズン】Week10 @KCレビュー

まぁ惨敗ではあるのですが、予想されていたことではありますし今までの敗戦と比べると心穏やかでした。一応いいところもあったのでそこはちゃんと評価すべきところだと思います。同じ負けでBYEに入るにしても思ったよりは悪くない感じなのかな、と。ここで今週の反省をしっかりして体も休めて明けに臨んでもらいたいですね。と思ったらBYE明けの相手はBALですか…悲しいことです。

INACTIVES

JAX

久々の怪我人なしで臨みました。

KC

事前情報通りです。

試合結果

  1Q 2Q 3Q 4Q Total
JAX 0 7 3 7 17
KC 7 13 7 7 27

TEAM STATS

完敗。

試合の流れ

終始Mahomesに蹂躙されていました。ディフェンスも強かったです。清々しいほどの完全な力負け。ここまでチーム力に差を感じたのは今シーズン初めてでした。

まぁいいんですけど、最後のギャンブルはどうせ試合は決まっているし最後にLawrenceのオフェンスが見たかったので、そこまで虐めなくてもいいじゃん性格悪いなとイラつきました。

よかったところ

Lawrenceは好調を維持

前回の試合に引き続きLawrenceのパフォーマンス自体はよかったです。5サックこそ献上しましたが、プレッシャーが常にかかっている中落ち着いて投げられていました。無茶投げが減っているのはいいことですね。2試合連続INTなしというのもそれを表していると思います。EngramのTDパスも取り消しになりましたが、ディフェンスの頭上をうまく通していましたね。RZの調子も上がっています。

相変わらず20ヤードを境に精度が落ちますが、今回の2本目のTDパスは完璧な位置に落としていました。

Kirkとのホットライン

KirkLawrenceとどんどん合ってきているのか調子を上げています。

この日2TDでシーズン7TDとしキャリアハイとなりました。レシービングヤードも689ydsとし、このペースだと1000ヤードもいくんじゃないでしょうか。オーバーペイと騒がれましたが、この活躍ならまぁ納得でしょう。もちろんもっと安いに越したことはないんですが、JAXという弱小チームだということを加味すれば仕方ありません。

スロットとしては文句ない働きをしてくれていますが、やっぱり奥でフリーになるディープスレットがいないことはオフェンスの爆発力のなさに大きく影響しているんじゃないかと思います。Zay Jonesもそういうタイプではないですし。来年のドラフト上位指名も噂されてはいますが、先日トレードしたCalvin Ridleyがその穴を埋めるピースになるのではないかと期待しています。彼は純粋なディープスレットではなくむしろルートランナーではあるものの足が速くセパレートできるためその役割も果たせると思いますし、もし現在のJAXにベストな状態のRidleyが入ったらオフェンスは相当いい感じになるんじゃないかと期待してます。

STの活躍

開幕オンサイドキックの成功、Agnewのリターン、ファンブルリカバーなどSTが活躍した試合でした。こういうチーム力に差がある試合ではSTで優位性を作ることは非常に重要だと思います。なのでその点チームとしていい準備をしていたと思います。Agnewもあまりリターンで目立ってはいませんでしたが調子が出てきましたね。

悪かったところ

キッカーの不調

上記の開幕オンサイドの成功はあったもののこの日のPattersonは前半で51ヤードFGの失敗、前半終了間際ファンブルリカバーからの41ヤードFGの失敗。今までシーズンで2回しか外しておらずキッキングで問題になることはありませんでしたがここに来て大事なシチュエーションで外してしまいました。幸い捨て試合のようなものなのでよかったですが、今後勝たなければいけない試合でこのようなミスがあるとまた接戦で負けてしまいます。今回だけで信頼を失うことはないと思いますが、今後崩れるようならキッカーも探さなければならないかもしれません。

OLがボロボロ

今シーズンLawrenceはリーグで二番目に少ない被サックを記録しているのですが、5サック献上しました。

後半最初のドライブでのCamの反則によるTD取り消しも致命的でした。

今シーズンOLはいい働きをしていただけにここまでやられるのは残念です。しかも至る所から漏れている感じがしました。それなりにお金はかかってるんですが…

ディフェンスが地獄

一番の問題点はここでしょう。ディフェンスはMahomesに全く対応できませんでしたね。パスラッシュも全くかからないしレシーバーとは1対1では勝てないし終始厳しかったです。シーズンが進むにつれDCの手腕が問われることとなっています。

カバーに関しては、TDシーンなどを中心に周りに誰もディフェンダーがいない超ワイドオープンのシチュエーションが多かったです。Kelceに対してもそんな状況があったのでミスコミュニケーションなどが原因なのでしょうか。あと途中からLloydがベンチでMumaが入っていました。怪我ではないようなのでやはり最近のLloydのパスカバーの酷さが原因のようです。TDはとられていたもののMumaの方がまだマシな気がしたので今後パスシチュエーションにMumaの出番が増えるかもしれません。Campbellはそんなにやられていなかったはず。大体はBrownHerndonClaybrooksWilliamsだったんじゃないか。Campbell以外のCBについては来シーズンに向けて補強必須なポジションですね。

あとは地味にランでも全く止まらなかったですね。タックルミスが多いです。そもそもネガティブヤードのプレーがエクスチェンジミスの一度だけみたいなので終わってますね。むしろ一度もパントがないと思っていたので頑張った方なのかもしれませんが。途中からどうせTDなんだから早く取らせてオフェンス見せてほしいと思ってました。

DC Caldwellは最初こそアグレッシブなディフェンスでプレッシャーをかけられていましたが、Week 4あたりからパスラッシャーの存在感は皆無です。Josh Allenなどを擁してこれは厳しいですね。個人的に期待していただけに残念ですが、このままシーズン終了まで打開策が全く見えないようなら来年にはDC変更もあり得るかもしれません…。

最後に

たらればを言っていても仕方ないですが、Pattersonの51ヤードは置いておいても41ヤードが成功していれば10-20で折り返し、Camの反則がなければ17-20にできていたはずです。結局また自分の首を自分で締めた結果になりました。うまくいっていたとしても勝てるわけではないんですが…

今回はPedersonの積極的なコールがうまくハマり、チャンスを作り出せていました。3つもターンオーバーがあり運も味方していましたが、それでもチャンスをものにできなかったのはチーム力の差でしょう。ディフェンスが止められないことは誰もが知るところだったので勝ちの目があるとすれば殴り合いに勝つことだったはず。Pedersonも失点を恐れずチャンスを作りに行っていましたし。

判官贔屓な僕としてはKCの試合って基本Mahomes無双でイライラするので負けた試合しか見ないんですが、こういう試合を見るとKCファンはさぞかし気持ちいいんだろうなと思いますね。そんな気持ちを味わってみたいものです。PHIも全勝こそしていますが毎試合苦戦してますからね。