嫌なニュースです。
James Robinsonトレード!
BREAKING: Jaguars trading RB James Robinson to the Jets. (via @RapSheet) pic.twitter.com/V7s3KH3Tdz
— NFL (@NFL) 2022年10月24日
JAX RECEIVE | NYJ RECEIVE |
---|---|
2023 conditional 6R ※2022シーズン600Rushing yds獲得で5Rに (JAXで340yds獲得済で残り260yds) |
RB James Robinson |
今年NYJが好調ですし怪我さえなければおそらく対価は5巡になるかと思います。とはいえ対価が安すぎはしないでしょうか。安くなる理由としては、
- 今年が契約最終年でRFAとなること
- アキレス腱断裂という大怪我を負った後であること
が考えられます。1に関しては、RFAなので契約延長は安価で容易なのでそこまでネックにならないと思いますし、2に関しても今シーズンを見ていれば怪我からは完全回復と言ってよく影響はほとんどないように見えます。それを考えればここまで安価で放出するのはどうなのか。
しかもNYJはスターターを失ってすぐにでも補強をしたいのに対して、JAXとしては投げ売りをしたいわけではなく、どちらかといえばJAX側が優位に立てる状況だと思います。もう少し強気に吹っかけても3巡は厳しくとも4巡くらいはとれたのではないでしょうか。それで成立しないのであれば今シーズンはいてもらったとしてデメリットはありません。来年安めで再契約、トレードという手もあったと思います。
NYJはこんなに安価でリーグベスト10に入るレベルのRBを手に入れたわけですから、今回のトレードは明らかにNYJの勝ち、JAXの負けだと思います。これは元PHIで有能なNYJ GM Joe DouglasとJAXのGM Baalkeの手腕の差でしょう。
JAXでのスタッツ
Rushing | Recieving | ||||||||||||||
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
G | GS | ATT | YDS | YPA | TD | LNG | YCO/A | FUM | TGT | REC | YDS | YPR | TD | DRP | |
2020 | 14 | 14 | 240 | 1070 | 4.5 | 7 | 47 | 3.18 | 3 | 60 | 49 | 344 | 7.0 | 3 | 3 |
2021 | 14 | 13 | 164 | 767 | 4.7 | 8 | 58 | 3.29 | 4 | 46 | 31 | 222 | 7.2 | 0 | 4 |
2022 | 7 | 5 | 81 | 340 | 4.2 | 3 | 50 | 2.69 | 1 | 11 | 9 | 46 | 5.1 | 1 | 0 |
2020年にUDFAとして入団、当時エースであるLeonard Fournetteがシーズン前に不調でリリース、そこで頭角を表してきたのが彼。チーム状況が悪い中、UDFAルーキーとして14試合でのトータルヤード1414ydsで歴代1位となる大活躍。
2021年も悪夢のMeyer時代も途中でアキレス腱断裂という大怪我を負ってシーズンエンドとなってしまうまで起用方法が定まらない中で十分な活躍をしてくれました。
今年はその怪我から復帰し、心配されていたパフォーマンス面も怪我前と遜色ないレベルに回復し、同じく怪我から復帰したEtienneとともにチームを牽引してくれました。
RBのRoster
さて、RobinsonがいなくなるとRosterには3人のRBが残されます。現在の序列としてはRB1 Etienne、RB2 Hasty、RB3 Connerでしょう。Etienneに関しては今年はRobinson以上と言ってもいいくらいの活躍をしており、ボールセキュリティとパスプロの問題さえなければリーグトップレベルになるポテンシャルも秘めています。ただ今までRobinsonと分け合っていたスナップもほとんど彼に集まることになるだろうことを考えると心配なのは怪我です。彼が怪我した時点でランゲームは崩壊するので、しないことを祈るしかありません。
Hastyは先週TDを記録したこともあり、シーズン開始からずっとヘルシースクラッチのルーキー Connerよりはいいでしょう。ただ圧倒的に格は落ちてしまいましたね。今シーズンのトレードは当然あり得ずFAでの獲得も積極的にはしないと思うのでEtienneが怪我しない限りは今シーズンはこのままでしょう。また来年ドラフトでRB指名があるのでしょうか。
最後に
Shenault以上のショックなムーブがあるとは思っていませんでした。チームの核となる選手を簡単に安価で手放すこのJAXというチームには毎度ため息がでます。前回の記事で2020年ドラフトの悲惨さはお伝えしましたが、さらにひどいことになってしまいました。
FA、ドラフト(上位)で少しBaalkeを見直していたんですが、やはりダメなのかもしれません。
4連敗もしていますしチームにとっていいニュースはありませんね。今年もJAXを応援することが苦痛になってきそうです。応援を止めることはないと思いますが、熱は下がっていますし、既に来年のドラフトを気にし始めています。プレビュー、レビューも今年は内容は薄くとも記事だけは書こうと思っていましたが、だんだんやる気も削がれてきたのでどこまで続くか…。
今週は同じく不調のDENとロンドンゲームですが、今は何の希望も持てていません。選手自体は昨年よりアップグレードしていますしスタッツも悪くはないのですが、苦しいゲームで自分達のミスなどで勝ちきれないというのは見ててイライラしますし、今週もそうなんだろうなと思います。先日先発を降ろされたMatt RyanがJAXには無双していたように今シーズン不調のRussell Wilsonも爆発するんじゃないでしょうか。
と、これ以上書いていても読んでいる方も気分が悪くなるだけだと思うので一旦終わりにします。プレビューはなんとか気持ちを切り替えて書こうと思います。