コンバインが終わりましたね。評価を上げた選手も下げた選手もいたようですが、コンバインっていうのはどの程度重視されるものなんでしょうか。素人的にはフリークを見てはしゃいだ数日間でした。次の大イベントはFAですが、もう約1週間でやってくるとは早いですね。さて次はWRです。
Roster
Player | # | Age | Ht | Wt | College | From | FA | Cap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Christian Kirk | 13 | 26 | 5-11 | 200 | Texas A&M | 2022/UFA/ARI | 2026 | 7.50M |
Zay Jones | 7 | 27 | 6-2 | 200 | East Carolina | 2022/UFA/LV | 2025 | 4.33M |
Marvin Jones Jr. | 11 | 32 | 6-2 | 199 | California | 2021/UFA/DET | 2023 | 8.71M |
Jamal Agnew | 39 | 27 | 5-10 | 190 | San Diego | 2021/UFA/DET | 2024 | 5.54M |
Tim Jones | 15 | 24 | 6-1 | 200 | Southern Mississippi | 2021/UDFA | 2023 | 0.70M |
Kendric Pryor | 14 | 24 | 5-11 | 189 | Wisconsin | 2022/Waiver/CIN | 2025 | 0.70M |
開幕前
まず昨年のレビューは以下。
今見返すと昨年のRosterは見るに耐えないですね。Marvin Jones、Treadwellがトップ2とか地獄。Tavon Austinとか思い出したくもない。
そんなこんなで多額の金を払って補強したわけですがoverpayと騒がれ、WR1不在とも言われながら開幕。確かに不安はありましたが期待が上回っていました。
Stats
G | GS | Tgt | Rec | Rec% | Yds | Yds/Rec | TD | YAC/Rec | Drop | Drop% | CTC% | Slot% | Wide% | Fum | Rtg | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Christian Kirk | 17 | 17 | 123 | 84 | 68.3 | 1,108 | 13.2 | 8 | 4.6 | 8 | 8.7 | 27.8 | 75.2 | 23.7 | 1 | 104.7 |
Zay Jones | 16 | 15 | 117 | 82 | 70.1 | 823 | 10.0 | 5 | 3.6 | 8 | 8.9 | 41.7 | 33.6 | 66.4 | 0 | 96.9 |
Marvin Jones Jr. | 16 | 10 | 80 | 46 | 57.5 | 529 | 11.5 | 3 | 2.1 | 6 | 11.5 | 66.7 | 14.1 | 85.9 | 0 | 74.4 |
Jamal Agnew | 14 | 0 | 30 | 23 | 76.7 | 187 | 8.1 | 3 | 5.8 | 3 | 11.5 | 50.0 | 51.6 | 47.3 | 0 | 125.3 |
Tim Jones | 14 | 1 | 4 | 3 | 75.0 | 30 | 10.0 | 0 | 7.3 | 1 | 25.0 | - | 20.3 | 78.1 | 0 | 95.8 |
シーズン振り返り
シーズンプレビューはこちら。
昨年はドロップが多い、オープンになれない、というのが大きな問題になっていました。今シーズンはドロップに関しては残念ながらリーグワーストレベルと改善がありませんでしたが、誰もオープンになれないということはほとんどありませんでした。もちろんWRの個人レベルが明らかに上がったこともありますが、それ以上にPedersonやOC Press Taylorがしっかりとデザインされたプレーを作っていたからだと思います。ルートのミス、ミスコミュニケーションもだいぶ少なくなったはずです。
起用方法については概ね予想通りで、Zay/Marvinが外、Kirkがスロット、Agnewがたまにスロットに入ったりバックフィールドに入ったりしていました。エースの不在も指摘されていましたが、Kirkがそれに値するプレーをしていたと思います。しかし絶対的エースというわけではなくZay JonesやTEのEngramの3人にうまく投げ分けていましたね。レシーブ数が全選手中30位以内に3人入っているチームはJAXだけです。これはなかなか凄いことなんじゃないかと思ってます。もちろん困った時に投げれば個人技でとってくれるようなレシーバーがいればそれは羨ましい限りなんですが、そういう選手がいなくともしっかりシステムとして構築されているという意味だと思いますし素晴らしいことです。
#13 Christian Kirk
評価:A
詳細はこちら。
# 7 Zay Jones
評価:A
詳細はこちら。
#11 Marvin Jones Jr.
評価:B(昨年:A-)
当初の予想通り出番が減ったのでスタッツとしては昨年より落ちています。でもポゼッションレシーバーとしてはやはり優秀で、クラッチな場面で何度も素晴らしいキャッチを決めてくれました。プレー以外でも若手WRルームをうまくまとめてくれていたと思います。
悪かった点はドロップが多かったことですね。ドロップしないのが長所の1つだったはずなのでここは残念です。
今年でFAとなり、キャップ的にもおそらくチームを離れることになるでしょう。残念ではありますがMeyerと衝突しながら一番辛い時期にチームを引っ張ってくれたことはとても感謝しています。まだ引退には早いと思いますし他に行っても活躍を祈っています。
#39 Jamal Agnew
評価:B+(昨年:B)
あまり出番は多くなかったものの、ここぞという場面でスロットやバックフィールドにセットしモーションからのプレーなどで相手をかき乱してくれました。彼がボールを持つと期待感があります。
やっぱりWRとしての経験が浅いせいかドロップはまだ多いのは気になるところ。ここを修正して来年はもう少し出番が増えるといいですが。
もう1年契約は残っていますが、キャップの関係でもしかするとカットされてしまうかもしれません。でもプレー以外でもチームに貢献してくれている選手ですし、リターナーとしても優秀なので残ってほしいですね。
#15 Tim Jones
評価:C+
UDFAからRosterに残った苦労人。ただプレーは少なく目立ったことはなし。今年ERFAなのでJAXが残したいと思えば残せます。少なくともキャンプまでは残すと思います。今後大きく伸びるかと言われるとあまり期待はできないですね…。
#14 Kendric Pryor
評価:-
CINから開幕直前に拾ってきた選手。基本はインアクティブだったので評価不可。契約としては残ってるのですが2023年のRosterの保証は全くないですね。
2023年の展望
Roster
Player | # | Age | Ht | Wt | College | From | FA | Cap |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
Christian Kirk | 13 | 27 | 5-11 | 200 | Texas A&M | 2022/UFA/ARI | 2026 | 11.46M |
Zay Jones | 7 | 28 | 6-2 | 200 | East Carolina | 2022/UFA/LV | 2025 | 5.81M |
Jamal Agnew | 39 | 28 | 5-10 | 190 | San Diego | 2021/UFA/DET | 2024 | 5.88M |
Kendric Pryor | 14 | 25 | 5-11 | 189 | Wisconsin | 2022/Waiver/CIN | 2025 | 0.87M |
Willie Johnson IV | 81 | 27 | 6-0 | 178 | Marshall | 2022/UDFA | 2025 | 0.87M |
Calvin Ridley | 29 | 6-1 | 190 | Alabama | 2022/Trade/ATL | 2024 | 11.11M | |
Kevin Austin Jr. | 24 | 6-2 | 200 | Notre Dame | 2022/UDFA | |||
Seth Williams | 24 | 6-2 | 211 | Auburn | 2022/SFA | |||
Jaylon Moore | 27 | 5-11 | 198 | Tennessee-Martin | 2022/SFA |
まずは上から2人は続投確定。リストラクチャーにより2023年に限ってはキャップヒットは随分と軽くなりました。来年キツくなるのは当然ですが、Void yearが設定されているので契約満了でいなくなっても自動的にデッドマネーが発生します。
Calvin Ridleyがリーグに復帰を申請しましたが、結果が出るまでは1ヶ月程度はかかるようです。ただ今まで3人同じギャンブルを理由に出場停止となった選手がいたようですがいずれも復帰したようなのでRidleyもできると考えていいでしょう。復帰すれば起用としてはMarvin Jonesの代わりにRidleyが入ることになると思います。ややサイズダウンするとはいえスピードの脅威がありますし全盛期であれば10本の指に入るかもしれないレベルの選手なので純粋にグレードアップとなるのではないでしょうか。
Agnewはキャップの犠牲になる可能性はありますが、残留の場合は今年と同じようにピンポイントで起用されることになるでしょう。
その他Pryorと完全にカットされたと思っていたWillie Johnsonはどうなるやらわかりません。UDFAから頭角を表しそうな選手も今のところはいませんね。Kevin Austinは素材はいいので覚醒したらあり得るかもしれませんが期待してません。
オフ中の補強ですが、FAはほぼないでしょう。あるとすればドラフト2日目以降でしょうね。4〜5巡で掘り出し物が見つかることを期待しています。
ということで今年と比べてマイナス要素はほぼないので期待できると思いますが、あとはとにかくRidley次第だと思います。ワークアウトの動画とかがちょくちょく流れてきてるので期待は膨らんでいるのですが、どこまで戻してきますかね…全盛期レベルになってくれることを祈ります。