基本的には望みは薄いですが、唯一の望みは2014年から続くホームでのIND戦8連勝のジンクスです。
INDはスターターにも選手の欠場がありますが、そこは大勢には影響を与えないと思ってはいます。
例のごとく他チームについてはほとんど無知な上にちゃんと試合も見れていないので、とても中身が浅いのはお許しください。
Injury Report
Friday Injury Report for the #Colts & #Jaguars. Jags stay healthy & the Colts have some big name questionables heading into Sunday. pic.twitter.com/mWqGwTapFh
— 𝐏𝐡𝐢𝐥 𝐒𝐦𝐢𝐭𝐡 🇵🇭 (@PhiltheFilipino) 2022年9月16日
JAX
怪我人なしです!素晴らしい。JAXのようなチームはスターターが怪我をしたら勝てる可能性は著しく低下するのでここはかなり重要なポイントです。
IND
ルーキーWRのAlec Pierce、All-Pro 1stに3回選出されているLBのShaquille Leonard(Darius Leonardの方が馴染みがあります)がOUTとなります。特に後者は大きいですね。
さらにスターターであるDT DeForest Buckner、CB Kenny Moore II、WR Michael Pittman Jr.の3人がQuestionableとなっています。ただ9/16にはMooreとBucknerはFPとなっているのでおそらく出てくるでしょう。Pittman Jr.はDNPなので分かりませんが、まぁ出ると考えておいた方がよさそうです。
Offense
INDのDC Gus Bradleyは2013-2016年のJAX HCでありJAXとしては馴染みのある存在です。HCとしてはダメだったようですがDCとしては優秀なのかは知りません。基本的には4-3ディフェンスのようです。
DTはDeForest BucknerとGrover Stewartがスターターですが、前者は言わずもがな、後者も特にランストッパーとしてかなり安定している様子。強力ですね。Week 1のWASのフロントと比べればまだましなんでしょうか。どちらにしてもJAX IOL(特にLG)がボコボコにされる未来が見えます。
EDGEはLVとのトレードで獲得した元JAXのYannick Ngakoue、2年目のKwity Payeとなります。両者ともに強力で、Week 1でのQBプレッシャーはNgakoueが3、Payeが4となっておりPayeは2サックを記録しています。Week 1からの感じだとまたRobinsonがやられるんでしょうね。マジで金を返してほしいです。ここを防いでLawrenceを守れるかどうかも大事なポイントです。
LBはLeonardがいないので、E.J. Speed、Bobby Okereke、Zaire Franklinとなるようです。全然知らないんですがPFF的には評価が高めのようです。ランを出せるでしょうか。
CBは昨年のPro Bowl CBであるKenny Moore IIに加え、CARから5回のPro Bowl、2回のAll-Pro選出のStephon Gilmoreを獲得しています。SはPHIからRodney McLeodを獲得しましたが、スターターはルーキーのNick Cross、Julian Blackmonとなっています。まずCBは強力なのでパスは通りづらくなりそうです。現在のJAXのエースWRはKirkでスロットにセットすることが多いのでその2人を避けられると思ったのですが、スタッツを見るとMooreがスロットにもセットしているのでKirkには彼がつくかもしれません。その中でフリーになれるかというのはちょっと心配ですね。Sはそこまでカバレッジが得意ではなさそうなのでEngramの活躍のチャンスかもしれません。もしくはうまくゾーンカバーの間をついてほしいですね。
Defense
まず今オフは前年トレードしたCarson WentzをWASにトレードし、ATLの超ベテランであるMatt Ryanをトレードで獲得しました。2008年ドラフト組で37歳という高齢ではありますが、まだ明確な衰えは見せておらず、パス精度も高いですし実力は間違いない選手です。
弱点として機動力がないので、ラッシュさえかけられれば前節のWentzのようにうまく逃げられずにサックできると思います。Walker、Allen、Keyなどのラッシュには期待です。
INDオフェンスの一番の強みはエースRBのJonathan Taylorでしょう。昨年は1,811ydsでリーグのラッシングリーダーとなった化け物です。JAXとの対戦でも2年間4試合で468yds(Avg. 117yds/G)と死ぬほど走られています。彼を止められればオフェンスの流れは止められるかもしれませんが、望みは薄いですかね…OLも強いですが、Fatukasi、Hamiltonがブロックを割ってくれること、Oluokun、Lloydが5yds前後で止めてくれること、DBがタックルミスをして独走TDとならないようにすること、に期待するしかないかなと思います。100yds走らせなければ十分仕事したと言えるでしょう。あとはレシービングRBとしてNyheim Hinesがそれなりに稼いでいたのであまりRACをさせないようにしたいです。
WR、TEは昨年からも大きく補強はしておらず、そこまでの強みではないと思います。ただ3年目のMichael Pittman Jr.だけは要注意ですね。背が高くリーチの長い選手で高めに投げられればまず通ります。Week 1でも121ydsと絶好調でした。ただロングはなくショートやLBの裏を横切るようなルートがほとんどだと思うので、LB、Sも重要になってくるかもしれません。また1stD獲得が7回もあるので3&longになればまず狙ってくるでしょう。ここを抑えられるか通され続けるかはゲームを左右するポイントの一つだと思います。不調のDB陣にはここで汚名返上してもらいたいですね。PittmanにマンカバーするとしたらCampbellでしょうか。Week 1でDotsonにマンカバーでやられてTDを献上しているのできっと2度とやられまいと燃えていることでしょう。是非とも頑張ってもらいたいです。
OLはPro BowlのRyan Kelly、All-ProのQuinton Nelsonを筆頭にリーグトップレベルだと思います。LTのPryorはPHIからトレードで来ていますが堅実なようです。そうすると左はきついので狙いは右サイドでしょうか。RT Braden Smithも実力のある選手のようですが、Week 1では4つのQBプレッシャー、1サックを許していました。RGのDanny Pinterも3年目で今年スターターに昇格したようでこの中で言えば一番狙い目かもしれません。パスシチュエーションではKeyがマッチアップすることがあるはずなのでここで勝ちたいですね。
まとめ
まぁもし勝てるとしたら下記ができた時でしょうか。
Offense
- Robinson、Etienneのランを出す
- OLがパスプロで汚名返上する
- Lawrenceのパスの精度(特に3rdDやRZで)を上げる
- TE Engramをもっと有効活用する
- ターンオーバーをしない
Defense
- Jonathan Taylorを100yds、1TD以内に抑える
- パスラッシュをかけてRyanをサックする
- タックルミスをしない
- Michael Pittman Jr.に1stD更新をさせない
まぁあとは当然ながら#O、#Dともに反則をしない、ということですね。
地区優勝を予想されるチーム相手ということで勝ちの目は薄いかもしれませんが、相手もまだRyanもチームに入ったばかりですし準備はできていない印象でした。それはこちらも同じですが、それによって本来の実力差よりは縮まる可能性はありますし是非とも頑張ってもらいたいです。