Jaguars Note

NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

Jaguars Note

プレシーズンWeek 3 (at ATL)

ついにプレシーズン最終戦が行われました。最初からスターターが出ないことは明言されていたので正直あまり一生懸命は見ていません。結果としてはプレ4連敗になってしまいましたがプレはレギュラーシーズンとは関係ないと信じたいところです。

ということでざっくり見ていきます。

まずは試合前の情報を。

Roster Move

2022/8/27
K Jake Verityとclaim
QB Jake Lutonwaive
LB Grant Morganwaive
2022/8/24
OL Cole Van Lanenをトレードで獲得(2023年7巡→GB)
K James McCourtをclaim
2022/8/23
K Ryan Santosowaive
QB Jake Lutonと再契約
DL Jeremiah LedbetterをIRからカット
2022/8/23
第二次Rosterカット(85→80人)で下記6選手をwaive/リリース
OL Beau Benzschawel (waive)
CB Shabari Davis (waive)
TE Grayson Gunter (waive)
OLB Wyatt Ray (waive)
WR Lujuan Winningham (waived)
WR Marvin Hall (リリース)

8/23のRosterカットではLujuan Winninghamwaiveされたことが個人的には残念でしたが、その他は順当でした。

そしてさらにプレ2戦目でイマイチだったRyan Santosowaive。代わりに2人のキッカーを契約しました。そのうちの一人のJames McCourtアイルランド出身でIllinois大学で50ヤード超のFG成功数で大学記録を持っており、カレッジのキャリアでは37/52の成功のようです。直近の練習でそんなに長い距離ではなかったようですが8本中8本全てを決めるなど今まででは一番期待できそうです。もう一人のJake VerityはINDからwaiveされたところをclaimしましたが、2021年にはBALのPSとしてあのJustin Tuckerのバックアップとして過ごし、彼からも賞賛されていたようです。Rosterカットまであまり時間はありませんが、いい感じで競ってほしいですね。

ポジション争い

RT

Jawaan TaylorWalker Littleの争いについてはOC Press Taylorはあまり急いでいないというようなことを言っていました。わずかにTaylor優位だとは思いますがそろそろ明らかになるでしょう。

LG

現状Ben Bartchが最有力でしょう。GBからトレードでLGをしていたCole Van Lanenを獲得しました。この時期のトレードであればRosterに残ることは間違いないでしょうが、練習ではRGをやっているとのことですし、さすがにデプス要員でスターターは想定していないと思います。

WR6

まぁ何人残すかもわからないですが、Laquon TreadwellTim Jonesで競うことになるかと思われます。2戦目ではTim Jonesがアピールしたのでどうなるか。

K

Ryan Santosowaiveされ新たな二人のキッカーと契約しました。今回の試合で決まるでしょうか。

怪我人

前回の試合の怪我でFatukasiは練習に不参加。あとはWill Richardson Jr.もまだみたいですね。

Darious Williamsは練習には参加していますが、今回の試合は最初からスターターが出る予定はなかったので試合には出ていません。

そして今回はキャンプ直前に怪我をしてしまったDevin Lloydがついに実戦復帰となりました。

プレシーズンWeek 3(12-28)

POINT

よかったところ

  • LB Devin Lloydが出場
  • 新キッカーのJames McCourtがキックオフ、FGともに好調
  • WR Tim Jonesが好調

悪かったところ・改善点

  • ランゲーム壊滅(主にOLの責任)
  • 控えDBのレベル

全体的に

まず下記選手がお休みとなりました。その時点であんまり見る気にならなかったのですが…

その前に行われていた合同練習でスターターは調整して、今回は控え選手の最後のアピールの場でした。数人は53人に滑り込むかもですが大きな評価の変化はなさそうです。

オフェンス

スターター
QB
EJ Perry
RB
Snoop Conner
WR
Laquon TreadwellLaviska ShenaultTim Jones
TE
Luke Farrell
LT
Badara Toraore
LG
Nick Ford
C
Darryl Williams
RG
Cole Van Lanen
RT
Coy Cronk
QB
    ATT COMP COMP% YDS YPA TD INT
#4 EJ Perry 37 19 51.3% 201 5.4 1 2

今回はPerryが1試合全て出場しました。まぁいい経験になったんじゃないかと思います。少なくともLutonと違っていいところはしっかり見えました。特にTim Jonesへのパスやペナルティで取り消しにはなったもののShenaultへのTDパスはナイスでした。比較的長い距離のパスは精度も高いような気がします。

INTに関しては1本目は完全にAustinのせい。2本目はサックされかけたところを無茶投げしてしまったのでOLとPerryのせいでこれはやっちゃダメなやつですね。残り時間わずかで追いかける展開ということでサックされたくない気持ちが強かったのでしょう。こういったことは経験を積むしかないのではないかと思います。

最終Rosterに残れずPSだとは思いますが、来年には2番手を争えるレベルになる可能性はあると思います。

RB
    Rushing Recieving
ATT YDS YPA TD TGT REC YDS YPA TD
#24 Snoop Conner 11 15 1.4 0 3 2 -3 -1 0
#23 Ryquell Armstead 2 15 7.5 0 2 1 2 1 0
#36 Mekhi Sargent 3 14 4.7 0 2 2 13 6.5 0

今回のランゲームは壊滅的でした。特にConnerは平均1.4ヤードと大苦戦。今までの試合でもインパクトは残せていませんが、スナップ数などで考えればRB3は固いでしょう。今回出てないのはOLの影響が大きいと思いますが。

ArmsteadSargentのRB4争いはSargentの方が良さげでしょうか。

WR, TE
    TGT REC YDS YPR TD
#83 Tim Jones 3 3 103 34.3 0
#18 Laquon Treadwell 6 2 14 2.3 1
#10 Laviska Shenault 2 2 19 9.5 0
#81 Wille Johnson 3 1 12 4.0 0
#88 Jeff Cotton Jr. 4 1 2 0.5 0
#80 Kevin Austin Jr. 2 0 0 0 0
#89 Luke Farrell 2 1 7 3.5 0
#86 Gerrit Prince 8 4 32 4.0 0

53人の候補であるTim Jonesは大活躍でした。この感じならあり得るかもしれません。役割的にもTreadwellと被ると思われるので6枠ならどちらかじゃないかと思います。7枠あればいいんですが。

UDFAの大型契約をしたKevin Austin Jr.ですが、ダメすぎて笑ってしまいますね。元々カレッジでもドロップ癖を指摘されており、練習やプレでもドロップ祭りでしたが、今回の試合でもドロップした上に弾いたボールをINTされるという…もう擁護できません。Roster入りは100%ないと思いますが、確かに素材だけは一級品だとは思うのでPSで1年間ずっとキャッチボールでもさせておきましょう。

OL

ひどかったです。ランゲームが全く出ていないのは7〜8割くらいOLのせいじゃないでしょうか。もちろん2ndチームのメンバーが悪いのもあるんでしょうが、1stチームでも苦戦していることからはOLコーチ兼Run Game CoordinatorであるPhil Rauscherが悪い可能性もあります。シーズン中に改善できるか不安です。

新加入のCole Van LanenはこのOLの中では悪くなかったようですが、やはりスターター争いする選手ではなさそうです。シーズン中にScherffが怪我をする可能性は高いと思うので出番はあるかもしれません。

ディフェンス

スターター
NT
Israel Antwine
DT
Jay Tufele、Raequan Williams
ILB
Shaquille QuartermanDevin Lloyd
OLB
Jamir JonesRashod Berry/De'Shaan Dixon
CB
Chris ClaybrooksMontaric Brown/Xavier Crawford
Nickel
Tre Herndon
S
Rudy FordDaniel Thomas
Devin Lloyd

長い怪我から明け、今回の試合でNFLデビューとなりました。

ランに対してはリード自体はしっかりできていたように見えましたしブロッカーを躱すのもできていたのではないでしょうか。パスでもカバレッジに問題はなさそうで、最初のシリーズの敵陣31ヤードからの3rd&4の場面では通されてしまったもののTEに対していいマンツーマンカバーができていたと思います。

ただ全体的には正直1巡指名選手としてはまだまだ物足りないですね。まだ本調子じゃないことやデビュー戦であることが原因だと思うのでまだ心配はしていませんが、調整が間に合わなければ開幕はもしかしたらMumaになるかもしれません。

目立ってた選手

UDFAのIsrael Antwineは基本的にパワーで勝っており、ランに対してはOLをしっかり押し込んでLOSを割ってレーンを潰していましたし、パスラッシュもまずまずかかっていました。

同じくUDFAのDe'Shaan Dixonも割とよかったです。Jamir Jonesも正直Chaissonよりいい気がします。

DBはRudy FordXavier Crawfordは悪くなかったですが、ドラ6、7のGregory JuniorMontaric Brownはイマイチでした。Brownは前の試合でも結構抜かれてましたね。足が遅いのが問題なのでしょうか。今年のドラフト下位二人がカットされそうですね。

ST

キッカーのスターターはJames McCourtでした。結果、キックオフでは3回のタッチバック、FGでは38、54ヤードからしっかり決め成功率は100%と堅実なパフォーマンスでした。もちろん楽観はできませんが、今まででは一番期待できるのではないでしょうか。対するJake Verityは46ヤードのFGを失敗。これは早くも決まってしまうかもしれません。

まとめ

いよいよ数日後には53人までカットされます。それが終われば2週後にレギュラーシーズン開幕です。楽しみ半分不安半分です。今が1年で一番期待が高まる時期で、開幕後に一気に絶望するパターンはよくあるのであまり期待しすぎないようにはしたいです。あの悪夢のMeyer時代でも3勝したので最低でも4勝はしてほしいですが…開幕までもまだ慌ただしく動くと思うので追っていきたいと思います。

今後の予定

8/31 (AM5時)
80→53人へカット
9/1 (AM1時)
PS契約
9/12 (AM2時)
レギュラーシーズンWeek 1 (at WAS)