Jaguars Note

NFL Jacksonville Jaguars(ジャクソンビルジャガーズ)の応援ブログ

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OTA初日!

ついにOTAが始まりました。OTAというのはOrganized Team Activitiesの略で、簡単に言えばキャンプ前の自主参加の練習でしょうか。NFLのオフシーズンには結構複雑なルールがあるようなのですが、とりあえずチームにOTAは10日間設けられています。昨年Urban Meyerのルール違反により翌年のOTAを2日間剥奪されていたのですが、HCが替わったことでそれは無しになったようです。いなくなってまで迷惑をかけられなくて良かったです。

情報は限られているのですが、分かる範囲で記事にしていこうと思います。

Pedersonのプレスカンファレンス

地元メディアに対してプレスカンファレンスが行われました。英語は苦手なので間違っているところ、意味のわからないところも多いですが、なんとなく言っていることは通じると思うので分かる範囲で内容を書いておきます。

Josh Allenとこれまで仕事をしてきて、彼のプロとしての印象はどうですか。
彼はプロで、離れて時間を過ごし、つい最近正しい心構えで戻ってきました。彼はディフェンスとチームの素晴らしいリーダーであり、ディフェンスについて学び、よりよくなることを望んでいる選手です。
HC就任後初のOTAは、4・5・6年目のものと比べてどれだけ重要なのでしょうか。また、その過程で何を得たいのですか。

私はこの時期に選手を評価できるという点でOTAを大切にしています。Rosterを動かして53名に絞るわけではありませんが、それでもコーチとして多くのことを得ることができるし、チームを試合の状況に置いて指導をすることができます。

そしてこの数週間で見たいのは、第2段階から個々に行ってきたことをオフェンスとディフェンスで互いに実行することです。また、教室からフィールドまでどれだけ情報を保持できるか、お互いを守りながら速くプレーをし、チームとして現在どのような状態にあるのかを確認したいです。

このOTAの期間中、最大のチャレンジはなんだと思いますか。
レーニングキャンプに向けて、チームとして成長し続けることだと思います。選手とコーチがお互いを知り合うことで結束力を高めていくことが1番の課題でしょう。それがこれから3週間半〜4週間、どんなことがあろうとも大きな部分を占めると思います。
まだ早いですが、FAやドラフトでディフェンス、特にフロント7を補強したことで、Josh Allenにとってどのように役立つのでしょうか。
優れた選手を優れた選手で囲むということは、いつでも全員のプレーを向上させるものです。オフェンスでも同じことで、QBの周りに優秀な人材を配置することができれば彼らのプレーを向上させることができます。まだそこまでは行っていませんが、今回の補強でAllenが他の選手たちを自由にできるかどうかを見ることができると思います。またレギュラーシーズンに向けての憶測ですが、他のチームは必ずしもAllenや彼の居場所に注目するのではなく、他の1人か2人のディフェンスに注目して、それが相手にとってスキームの問題となるだけで、私たちを違った目で見るようになると思います。しかしAllenにとって、優秀な選手や指導者に囲まれることは、彼のリーダーとしての素質を高めることにつながります。
先月、ディフェンスの選手たちと話しましたが、彼らはプレイブックを見て時折目を輝かせているように見えました。少なくともディフェンスでは、あなたたちがやろうとしていることに彼らが興奮しているように感じませんか。
ええ、ディフェンスとオフェンスでやっていることを全て明かすわけではありませんが、みんな興奮しているのは確かです。このような場合、彼らを少し解放し自由にさせることができます。これはコーチとしては、人を動かす柔軟性を与えてくれるもので、OTAでは3つのフェイズ全てにおいて何ができるかを見極める時期なのです。しかし、ディフェンスの選手たちはDC Mike Caldwellがもたらすものに興奮しており、試合で使うのが待ち遠しいようです。
初めてのDCですが、あなたが有利と考えている何かが少しはあるのでしょうか。
初年度は新しいスタッフなので常に未知の部分があると思います。しかし、レギュラーシーズンが始まって3、4試合もすれば全てが明らかになります。
今後3、4週間のTrevor Lawrenceの進捗状況をどのように把握し、それは彼にとってどのようなものであるべきなのでしょうか。
彼は馴染んでいるし、オフェンスにもっと馴染むことができます。McCoyやPress、私自身との対話や、彼が好きなもの、嫌いなものがあるのがとてもいいです。オフシーズンを終えてトレーニングキャンプに向けて準備を進める中で彼の成長を見たいのです。彼はここにいて集中してフィールドでいい仕事をし、リーダーです。トレーニングキャンプに向かう今、それらを継続させたいです。
オフシーズンのこの時期にはコンタクトがありませんが、OLとDLの競争についてはどのように評価しますか。
フルスピードであるのと同時にヘルメットだけでパッドをつけずお互いを守りながら行っているので難しいですね。でも選手たちがどのように情報を保持しているかはなんとなくわかりますし、OLとDLが微妙なアジャストメントを行う様子も実際の対戦で見ることができます。トレーニングキャンプでパッドをつけて実際にプレーしてみないと完全に理解することはできないでしょう。しかし、これは攻守にわたって自分達のプレーを実行するという観点からはこれもいいことだと思います。このような形で彼らがどれだけ情報を保持しているか、いい評価をすることができると思います。
WRには何を求めますか。

全てのパスをキャッチすることです。

また、Lawrenceと同じ考えでいることです。オフシーズンにフィールドで過ごせる時間は限られています。しかし、彼らはここにきて働き、学び、準備をし、Lawrenceと同じように新しいシステムを学びながら本当によくやってくれています。なので、これからも一緒にやっていくだけです。

出席率は100%に近かったですか。
本当に近かったです。本当にいいオフシーズンでした。私たちはこれが自主的なものだと理解しているし。いろいろなことが起きて、それはそれでいいと思います。卒業式や結婚式など、人生の中で様々なことがあると思いますが、コーチも選手もそのようなことには参加しなくてはなりません。
前回、治療のプロセスについてお話しされましたが、今回はどうでしょうか。今、あなたはこのメンバーの大部分をここに集めています。信頼関係を構築する以外に、そのプロセスを作るのはどういうことなのでしょうか。何か具体的にチームビルディングのようなことをされているのでしょうか。
今は特にありません。ただ、時々彼らに耳を貸すことと、チームの設定やコミュニケーションを通じて、私がこういう人間で、このチームをどう導いていくのか、彼らに少し理解してもらうことくらいです。この6週間ほどはそれが私たちにとって良かったと思っています。
91人が現場で挑戦していることはなんですか。
今、個々のことをやっているとあそこは窮屈です。でもみんなが頑張ってくれたおかげで決していい状態とは言えないフィールドを維持できていますし、フィールドの周りに芝生を敷いたこともとても役立っています。しかし、このような状況になることはわかっていたことなので、それにうまく対処して本当にうまくいっています。
秋になったら、Episcopalではなくこちらで練習できるようになりますか。その目処は立っているのでしょうか。(※JAXの練習施設は現在建設中のため近くの高校のフィールドでトレーニングキャンプを行うこととなっています)
レーニングキャンプは向こうのEpiscopalで行う予定です。グラウンドはそちらに設置されます。でもできるだけ試合会場の外に出ないように気をつけなければならないし、もう一つは屋内は芝生が多いので、それも考えなければならないですね。
第1週、第2週とそこで練習を続ける可能性もあるわけですね。
その可能性はありますね。
ATL戦の日程と時間が決まったことでプレシーズンの全日程を見渡せるようになったという感じでしょうか。
私は3月と4月の一部をトレーニングキャンプの準備に費やしスケジュールを立てていますが、まだ試合が決まっていないのですから面白いですよね。それにHoFゲームもあるのでその分時間はかかりますが、今はそのことを忘れて、OTAが終わりキャンプに向かうことに集中します。そして、その日程や試合内容に合わせて計画を立てることができます。また他のチームと練習するのもいいことです。試合前の数日間いい練習ができます。
ATLと合同練習をすることになったきっかけはなんですか。
多くの場合、あちこちのチームに電話をかけて感触を確かめようとしますし、互いにかなり近いところに滞在しようとします。ATLはいいチームだし、HC Smithと私はいい関係なので、3-4日いればお互いいい練習ができると思いました。
RBの状況についてですが、James Robinsonは不在で練習できませんが、Travis Etienneをどの程度練習させるつもりなのでしょうか。またどれくらいできるのでしょうか。
Etienneは全てにおいて許可されています。オフシーズンのプログラムも順調です。まだ様子は見ますが、彼は100%です。今の段階での後退は避けたいですが、彼は本当によくやっています。そしてSnoopをスピードにのせ彼らを揺さぶっています。今はキャンプに入る前にこの選手たちをプレーさせて何ができるかを確認する時期なのです。
ルーキーの上達をどのように図るのでしょうか。
Travon WalkerDevin LloydLuke FortnerChad Mumaといった選手たちは、1番や2番の選手たちと一緒に練習することになります。そして、たくさんの選手がいますが、今は全員がレップ数をこなし、有意義な時間を過ごす時期です。これはルーキーにとってもいい機会です。まだここにきて1週間ほどしか経っていないのですから。そして、その情報をどれだけフィールドに持ち込めるか、どれだけ理解して体現するかが勝負なのです。
Travon Walkerといえば、ルーキーミニキャンプの前にもお話を伺いましたが、彼がフィールドに出るのを見た時どんな感じでしたか。また施設内での交流はどうでしたか。
彼は本当によくやっています。先週からずっとここにいて、役割を受け入れて1つのポジションで働き、非常によくやっています。彼はとてもプロフェッショナルで、自分にとても厳しく、ミスを犯したくないと思っています。そんな彼に「落ち着いて、大丈夫だよ。試合まで時間はたっぷりあるんだから」と言うのです。でも、そういう自分自身や自分のパフォーマンスに批判的で、いい結果を出したいと思っている選手が好きなんですよね。彼はそんな選手です。
Etienneは昨年プレーしていませんが、カレッジ時代の映像を見返すのか、ここで何ができるのかを見極めるのか、どうなのでしょうか。
少しはカレッジの映像を見ますが、RBコーチのBernie Parmaleeは彼が昨年のオフシーズンのキャンプで何をしたかを知っているので、それを少し頼りにして、彼が以前どのように使われていたか、そしてこの最初の6週間でそれらをどう使うかを考えることができます。

個人的な理由で欠席

  • Cam Robinson(家族関係?)
  • Badara Traore
  • Will Richardson
  • Travon Walker(LAでのNFLPAのイベントのせい?)
  • Jake Luton

制限付き

  • Darious Williams
  • Malcom Brown
  • James Robinson

練習の様子

  • EtienneKirkShenaultがウォームアップでリターナー

  • Josh AllenがOLBコーチとマンツーマンで指導
  • 11 on 11でAdam GotsisがPBU、CJ Beathardをサック、RRHがサック、PBU未遂
  • スナップの練習ではLawrenceTyler ShatleyBeathardFortner
  • Christian Kirkのリバース。なお、OLの並びは左からWalker LittleBen BartchShatleyBrandon ScherffJawaan Taylor
  • LawrenceからEngramへのパス。
  • フル参加のEtienneへのパス。怪我の影響はないように見える。
  • WRのキャッチ練習、Marvin Jonesのみドロップ。なお、背番号はMarvin Hall 14、Lujuan Winningham 15、Willie Johnson IV 81、Ryan McDaniel 19と思われる。

  • EJ PerryからSnoop Connerへのハンドオフ。OLは左からNick FordKC McDermottLuke FortnerCoy CronkJared Hocker

  • Shaquill GriffinTyson Campbellのドリル

  • 11 on 11にてLawrenceからKirkに素晴らしいパスが何本かあったが、NTのDavon HamiltonにINTを献上。