- 2022/4/12
- 記事作成
- 2022/4/13
- Kerby Josephについて追記
- 2022/4/21
- Chad Mumaについて追記
続いてディフェンスです。なおFlorida大学のZachary Carterは半径50マイル以内にある大学のため、Top 30 Visitに含まれず招待し放題、と思っていましたが、彼もTop 30 Visitに記載されていました。何か勘違いしてたかもしれません。わかる方は教えていただけると嬉しいです。やはりLocal Visitでよかったようです。
Top 30 Visit
IDL (2)
Zachary Carter
- College
- Florida
- Age
- 23.0
- Class
- RS Sr.
- 247Sports
- ★★★★☆
- PFF Rank
- 192
- Position Rank
- 23
- 予想指名巡
- 4-5巡
G | TKL | TFL | SACK | QB HIT | QB HURRIES | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 13 | 31 | 7 | 4.5 | 1 | 15 | 2 | 1 |
2020 | 12 | 36 | 9.5 | 5 | 3 | 28 | 2 | 0 |
2021 | 12 | 32 | 11 | 8 | 1 | 21 | 2 | 1 |
カレッジでは主に3テク、5テクのB、Cギャップの間でプレー。
今年のトッププロスペクトであるEvan Nealからサックを奪ったこともあり。
Journey to the Draft Podcast 🔊
— Ben Fennell (@BenFennell_NFL) 2021年9月17日
Matchup to Watch? @AlabamaFTBL OT Evan Neal vs @GatorsFB DE Zachary Carter
I thought Carter showed some high level reps against 360lb Evan Neal in last year's SEC Championship Game. Stout, active player at 6'4 285lbshttps://t.co/eBOY4Uch1Z pic.twitter.com/Si07izktrs
シニアボウルの練習ではいい動きを見せており、コンバインでは40ヤード4.99秒を記録。Pro DayではJAXのDLコーチであるBrentson Bucknerが参加し直接指導もしていた様子。
ディフェンスフロントの複数のスポットに並ぶことができる多才な選手で、ガードに対して内部を保持するための力があり、ダブルチームも受けられる。頑丈なベース、長い腕、大きな強力な手がありパスラッシャーとしてインサイド、アウトサイド両方から仕掛けられる。複数のフロントを実行したいJAXディフェンスとしてはこの汎用性は大きな意味をなすと思われる。ただ逆に汎用性があることが、どちらにしても中途半端になってしまうという懸念も大きい様子。
Perrion Winfrey
College: Oklahoma Age: 21.6 Class: Sr. 247Sports Recruiting: ★★★☆☆
PFF Rank: 81 Position Rank: 5 予想指名巡: 2-4巡
- College
- Oklahoma
- Age
- 21.6
- Class
- Sr.
- 247Sports
- ★★★☆☆
- PFF Rank
- 81
- Position Rank
- 5
- 予想指名巡
- 2-4巡
G | TKL | TFL | SACK | QB HIT | QB HURRIES | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2020 | 11 | 19 | 6 | 0.5 | 2 | 25 | 3 | 0 |
2021 | 12 | 23 | 11 | 5.5 | 6 | 17 | 0 | 1 |
高校卒業後、Iowa Western Community Collegeという2年制大学へ進学、2年で55タックル、23TFL、9.5サックを記録し、2020年にOklahomaへ転校、2年間で23試合に先発、42タックル、17TFL、6.0サック、3PD、1FFを記録。
DTとしては軽量だが主に3テクDTとしてプレー。運動能力が高く、コンバインでも良好な成績を残しており、タックルの約41%がロスしているなど爆発的なプレーを見せる一方で試合中に消えてしまうことも多いなどムラがある様子。
先日行われたSenior Bowlでは練習からone-on-oneでかなりいい動きを見せており、本番では2サック、3TFLを記録しMVPに選ばれた。
ポジション総括
ランストップのDTに関しては、Malcom Brownが契約最終年ですがDavon Hamilton、Folorunso Fatukasiといった若い選手がまだいるため今年はあまり求めていないでしょう。実際訪問している2人はどちらも軽量でスピードのあるタイプなので、ランストップよりパスラッシュをかけられるタイプを求めているのだと思います。特に3rdDのパスシチュエーションなどでRoy Robertson-HarrisやArden Keyのローテーション要員としての下位指名を考えているのではないでしょうか。できれば5巡以降で指名してほしいです。
DE (2)
Aidan Hutchinson
College: Michigan Age: 21.6 Class: Sr. 247Sports Recruiting: ★★★★☆
PFF Rank: 1 Position Rank: 1 予想指名巡: 1巡
- College
- Florida
- Age
- 21.6
- Class
- Sr.
- 247Sports
- ★★★★☆
- PFF Rank
- 1
- Position Rank
- 1
- 予想指名巡
- 1巡
G | TKL | TFL | SACK | QB HIT | QB HURRIES | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 13 | 68 | 10 | 4.5 | 12 | 28 | 6 | 2 |
2020 | 3 | 15 | 0 | 0 | 2 | 5 | 0 | 0 |
2021 | 14 | 62 | 16.5 | 14 | 9 | 51 | 3 | 2 |
2019年: チームのRookie of the Year Award受賞。
2021年: All-American、Rotary Lombardi Award他数々の賞を受賞、Heisman賞の投票で2位。
現在最も全体1位の可能性が高いとされている選手。リーダーシップ、ランパスどちらにも対応できる能力、クイックネスとパワーを兼ね備えたエッジラッシャー。近年のドラフトトップEDGEであるMyles GarrettやNick Bosa、Chase YoungなどのAll-Pro級と比較すると1段階落ちてしまうが、Pro Bowlレベルにはなり得ると評価されている。
1年次はバックアップとして12タックル、1TFLを記録。2年目でスターターとして定着、アウトサイドだけでなくインサイドもプレーしていた。3年目には足首の骨折によりわずか3試合の出場に留まった。大学最後の4年目で才能を開花し、上記の素晴らしい成績を残した。9月頃までは1巡下位予想が大半だったが、それ以降は評価が上昇し今では全体1位候補の筆頭に。
唯一JAXで予定されていたプライベートワークアウトはチームメイトのDavid OjaboがPro Dayでアキレス腱を断裂したことでキャンセルされているが、実力は疑いようはなく指名にも大きな影響はないと思われる。
Travon Walker
College: Georgia Age: 21.3 Class: Jr. 247Sports Recruiting: ★★★★★
PFF Rank: 14 Position Rank: 4 予想指名巡: 1巡
G | TKL | TFL | SACK | QB HIT | QB HURRIES | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 12 | 15 | 3.5 | 5 | 1 | 8 | 1 | 0 |
2020 | 9 | 13 | 2 | 1 | 3 | 8 | 1 | 1 |
2021 | 15 | 37 | 7.5 | 5 | 9 | 20 | 2 | 0 |
ナショナルチャンピオンシップを勝利したGeorgiaのEDGE。
先日行われたNFLコンバインでは上のレーダーチャートを見ればわかるように脅威の数字を残し、身体能力を測るRelative Athletic Scoreではほぼ満点の9.99を記録している。これは最近ではMyles Garrettと同じ数字。
彼は2ポイントでの3-4OLBや、4, 5, 6テク、NTとしてセットしたインテリアラッシャー、など様々な使われ方をしており、その点はJAXディフェンスが求めるところかもしれない。
ランディフェンスは一番得意としているところだが、パスラッシュに関してはまだ改善の余地が多く、実際スタッツもそこまで残せていない。
- インテリアラッシャーやランストッパーとしても求めている
- 将来性、伸び代に期待する
ということがあれば彼を全体1位指名はあり得るかもしれない。ただ現時点でのパスラッシャーとしては明らかにHutchinsonが優れており、ランストッパーとしてもHutchinsonを大きく上回ることはない。このまま伸びなければK’Lavon Chaissonのようなバストの道を歩む可能性も非常に高く、JAXにそこまで開花させる環境があるとも思えない。夢はあるもののこれ以上失敗できないJAXの現状を考えれば彼を指名するのは非常にリスキー、というか無謀だろう。
ポジション総括
前の記事でも述べたようにJAXの一番の課題はパスラッシュ。Josh Allen、Duwane Smootも頑張っていますがチームのサック数は下位に沈んでおり、さらなるアップグレードが必要です。FAでもアウトサイドラッシャーとしての補強はありませんでした。この論理で考えれば間違いなくHutchinsonが全体1位指名でしょう。ただ、GMはBaalkeなのでどうなるかはわからないです。Walkerは他チームであれば活躍しそうですが、個人的にはJAXが指名したらバストになる未来しか見えません。
また上のOTの項目で述べたようにCamの契約次第ではOTが優先されることもあります。その場合には2巡33位での指名も考えなくてはなりませんが、その辺りの選手には現時点ではどうやら接触していないようです。まさかKeyの補強だけで現状のEDGEのユニットに満足している、なんてことはないと思いますが…
LB (3)
Quay Walker
G | TKL | TFL | SACK | INT | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 13 | 23 | 3.5 | 2.5 | 0 | 0 | |
2020 | 10 | 43 | 2 | 1 | 3 | 0 | 0 |
2021 | 15 | 67 | 5.5 | 1.5 | 1 | 0 | 3 |
Travon Walkerと同じくナショナルチャンピオンシップを制した強力ディフェンスの1人。1年目は主にSTとして14試合に出場にとどまる。4年目にスターターに昇格し全15試合に先発出場、67タックル、5.5TFL、1.5サック、3PBUを記録した。
GeorgiaディフェンスではブリッツやEDGEでのパスラッシュ、スロットのポジションでのカバレッジまで様々な役割をこなした。ランディフェンスに関しては優れた判断力とレンジを有しており、ほとんどPAに騙されることがない。またシュアタックラーで138回中7回(5.1%)しかミスタックルをしていない。パスカバレッジに関してもほとんどのTEやRBについていける能力を持っている。
Christian Harris
- College
- Alabama
- Age
- 21.2
- Class
- Jr.
- 247Sports
- ★★★★☆
- PFF Rank
- 53
- Position Rank
- 6
- 予想指名巡
- 2-3巡
G | TKL | TFL | SACK | INT | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 13 | 63 | 7.5 | 0 | 0 | 1 | |
2020 | 13 | 79 | 7 | 4.5 | 1 | 3 | 0 |
2021 | 15 | 79 | 12.5 | 5.5 | 0 | 3 | 2 |
true freshmanとして12試合に出場。2年次にはナショナルチャンピオンシップを制し、その13試合に先発出場。3年次も15試合に先発した。
彼はILBとしてはかなりサイズが小さくレンジも狭いが、スピードと積極性のおかげでフィールド上どこでもタックルできる能力を持っている。パスカバーに関してもTEやRBに対して十分マンカバレッジが可能。ただプレイリードに難があり、ここがNFLで改善できるかというところが大きな鍵になりそう。
コンバインでも素晴らしい結果を残しており身体能力に関しては疑問の余地はない。
Chad Muma
- College
- Wyoming
- Age
- 22.6
- Class
- Jr.
- 247Sports
- ★★★☆☆
- PFF Rank
- 49
- Position Rank
- 5
- 予想指名巡
- 2-3巡
G | TKL | TFL | SACK | INT | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 13 | 51 | 3 | 1 | 1 | 0 | |
2020 | 6 | 72 | 8 | 3 | 0 | 1 | 1 |
2021 | 12 | 129 | 0 | 0 | 3 | 4 | 0 |
ボールへの優れた嗅覚を持ったオールラウンドなLB。
高校時代は2年生までSとしてプレー、3年次にLBへ転向し、3つ星リクルートとしてWyoming大学へ進学。Freshmanは現CINのLogan WilsonがスターターLBとして活躍しており主にSTとしてプレー。2年目にLBとして2試合に先発。3年目にWilsonがドラフトされて抜けた後にスターターに昇格し頭角を現すと、4年目に完全にブレイクアウト。そして2022年のSenior Bowlにも招待され、練習ではいい動きを見せ、試合でも9タックルで全プレイヤーをリードした。
長所としては
- リーダーシップ、インテリジェンス、高いフットボールIQを兼ね備えており、ディフェンスのリーダーとなりうる。
- Gやキープレイヤーをリードすることが上手く、素早くボールキャリアーに向かえる。
- DBの経験もあり、パスカバーに下がるのは上手い。
- ボールへの嗅覚を持ったタックルマシーンでミスタックルはわずか8%。
欠点としては、
- Wyoming大はMountain West Conference所属であり、強豪チームが揃っているPower 5に属するチームとはブレイクアウトした2021年には一度も対戦していない。つまり相手のレベルが低かったから活躍したのではないか、ということ。
- さらにそのカンファレンスの中でもフィジカルで圧倒することはなく、ヒットが高くなりブロッカーやキャリアーに押される場面が見受けられた。
- カットブロックには一貫して苦戦している。
- ブリッツはあまり得意としていない。
その運動能力に対して疑問視されがちだが、コンバインでは優秀な成績を残しており、身体能力に関しての評価であるRelative Athletic Score (RAS)では9.77を記録。これはTroy Andersen、Leo Chenal、Brandon Smith、Damone Clarkに次ぐ5番目の数字で上記2人やDevin Lloydよりも上。まぁこの数値が高ければ活躍する訳ではないものの、身体能力的に劣っているということはないんじゃないか。
また、余談だが2020年に1型糖尿病と診断され移行闘病中とのこと。例え病気にかかっていてもなんだってできるんだ、ということを同じ病気を抱える子どもたちに見せたい、と言っているらしい。これだけで好感度爆上がり。
ちなみに一般的に言われる糖尿病は2型糖尿病で主に生活習慣によるものだが、1型糖尿病は主に自己免疫性疾患で、特発性にできてしまった抗体が膵臓の中のインスリンを分泌する細胞を攻撃してしまうせいでインスリンが分泌できなくなることにより発症する病気。よって、血糖を下げる薬や食事、運動などによる治療は無効で、基本的には食事のたびにインスリンの注射が必要となる。根治は基本的に困難で、生涯インスリンを打ち続けなければならない。インスリンの調整によっては低血糖発作を起こすこともあり、命に関わることもある。
話は脱線してしまったが、そんな病気を抱えながらトップレベルでスポーツすることがいかに大変か。もしJAXに来なくても応援したくなる。そんなことを思いながら調べてみたらNFL選手では元QBのJay CutlerやなんとNFLトップのTEであるMark Andrewsも1型糖尿病とのこと。すごい、としか言えない。
ポジション総括
今年Myles JackをカットしFoyesade Oluokunと契約。したがって求めるのはOluokunとペアを組むLBとなるのでその穴を埋められる選手となります。今回接触している2人は似たようなタイプでいずれもスピードがあり広いレンジを持っています。追加で接触したChad Mumaは少しタイプが違って、どちらかというとOluokunに近いタイプかもしれません。
関連することとして、Dylan MosesがWaiveとの悲しい知らせがありました。
We have waived LB Dylan Moses. https://t.co/kw6IuGGFhH
— Jacksonville Jaguars (@Jaguars) 2022年4月11日
今年はスターターを密かに期待していたのですが、丸1年囲ってリハビリに専念させた上でのカットなので、おそらく怪我の回復が思わしくない、あるいは怪我自体は回復したけどカレッジでの動きには遠く及ばず今後も復活が見込めない、といったことなんだと思います。彼にはもちろん今後も頑張ってどこかで活躍してほしいんですが、実際そうなった場合JAXファンとしては複雑な気持ちになりますね…
そうなると残りはShaquille QuartermanくらいしかまともなLBは残されていません。したがってLBのニーズがより大きくなったのは間違いありません。やはり2日目での指名は必須、2巡でのLB指名もあるのかもしれません。だとすると上記2人は2巡では明らかにリーチなのでさらに上位のLBにも目を向けてほしいです。ないとは思いますが万が一ポジションバリュー的にNakobe Dean、Devin Lloydが2巡に落ちてくるなんてことがあれば指名はアリでしょう。さらにChad Muma、Leo Chenalなどにも目を向けてくれるといいのですが…
機動力のあるタイプの方がフィットしそうなので、上記のプロスペクトより今回訪問した彼らの方がタイプとしては合っているのかもしれません。どちらにしても33位がリーチなのは変わりないと思うのでトレードダウンするなり3巡で指名するなりにして欲しいところです。
→Chad Muma来ましたね。やっぱり2巡LBの可能性は高まってきているように思います。ただ調べてみると4-3のMLBとかSLBが一番フィットしそうな雰囲気で3-4のILBにはどうなんでしょう。あとOluokunの相方としてどの程度フィットするのかはちょっとわかりません。いい選手なのは間違いないんですけどね。
CB (1)
Derek Stingley Jr.
- College
- LSU
- Age
- 21.6
- Class
- Jr.
- 247Sports
- ★★★★☆
- PFF Rank
- 3
- Position Rank
- 1
- 予想指名巡
- 1巡
G | TKL | TFL | SACK | INT | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 15 | 38 | 1 | 0 | 6 | 21 | 0 |
2020 | 7 | 27 | 2.5 | 0 | 0 | 5 | 1 |
2021 | 3 | 8 | 3.5 | 0 | 0 | 0 | 1 |
freshmanの時から将来の1巡が確実視されていた選手。しかしその後は怪我などで伸び悩みやや評価を落としたものの、先日のPro Dayにて40ヤードを4.37秒で走り怪我の回復が進んでいることを証明し、再度評価が上昇。現在はトップ10では指名されることが予想されている。細かいところはあるかもしれないが実力は疑う余地なし。
ポジション総括
CBはFAでDarious Williamsを獲得したことからスターターは確保されています。もちろんさらにレベルアップが望ましいですが、他のニーズを考えれば優先度は低く、デプスとして下位指名がある程度と推測されます。
個人的にはなぜこの枠を彼に使ったのかがわかりません。トレードダウン、あるいは来年の指名権も駆使してトレードアップすれば獲得は可能かもしれませんが、チームの現状を考えるとそこまでして彼が欲しいとは思えません。そんな獲る可能性がほぼ0の選手になぜ?このTop 30 Visitには「獲得したい選手をチェックする」以外の意味があるのでしょうか。わかる方は教えてください…
S (2)
Percy Butler
- College
- Louisiana
- Age
- 21.6
- Class
- Jr.
- 247Sports
- ★★☆☆☆
- PFF Rank
- 179
- Position Rank
- 14
- 予想指名巡
- 6-7巡
G | TKL | TFL | SACK | INT | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 14 | 54 | 1 | 0 | 0 | 2 | 3 |
2020 | 10 | 44 | 2 | 1 | 2 | 8 | 2 |
2021 | 13 | 61 | 6 | 0 | 1 | 4 | 0 |
2021年: All-Sun Belt Conference 2nd Team、All-Conference 2nd Teamに選出。
ゾーンカバレッジもマンカバレッジもこなせ、QBを読みボールへブレイクするのが上手く、小柄な体格からは想像できないビッグヒッター。フットワークが悪く方向転換が自然にできない、タックル時には相手の足元に突っ込むだけでキャリアーを掴まないことが多いなど技術的に未熟な部分は多い。
そこまで特筆すべきものはなかったが、コンバインにて40ヤードを全S中2番目となる4.36秒で走ったことで評価が上昇し少し注目を集めた。
Kerby Joseph
- College
- Illinois
- Age
- 21.4
- Class
- Jr.
- 247Sports
- ★★★☆☆
- PFF Rank
- 65
- Position Rank
- 4
- 予想指名巡
- 3巡
G | TKL | TFL | SACK | INT | PD | FF | |
---|---|---|---|---|---|---|---|
2019 | 10 | 30 | 1 | 0 | 3 | 0 | |
2020 | 7 | 19 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 |
2021 | 12 | 57 | 0 | 0 | 5 | 7 | 0 |
6-1の長身、長い腕を持つボールホークのS。ストライドが大きく素早く加速しWRを追うことができ、大きな守備範囲を持つ。しかし4年次にスターターとなったため経験が浅く、時に判断が遅くなり行動が遅れてしまうところがあり改善が必要。
最初の3年間は先発は2試合のみで59タックル、4PD、1FFを記録。2021年に才能を開花、12試合に出場し57タックル、1サック、5INT、2PDを記録。single-highがメインだが、2-high、ボックス内に入ることも可能。
ポジション総括
現在スターターはRayshawn Jenkins、Andre Ciscoになると思っています。Jenkinsは来年カット希望、今日RFAテンダーにサインしたAndrew Wingardも来年はFA、Rudy Fordも来年FA。残るのはDaniel Thomas、Ciscoのみ。ドラフトでは即戦力ではなく来年以降にスターターとなる可能性がある選手を指名したいところだと思います。下位になると良し悪しもわかりませんが、いくつかある6巡のうちの1つを使うんじゃないかと思っています。
Josephは3巡候補ですが、流石に3巡でSを指名することはないと思います。4巡以降に落ちてくれば可能性はあるかもしれません。
Combineでのインタビュー
QB
Malik Willis (Liberty)
WR
George Pickens (Georgia)
Taysir Mack (Pittsburgh)
TE
Isiah Likely (Coastal Carolina)
C
Luke Fortner (Kentucky)
C/G
Cole Strange (Chattanooga)
OT
Evan Neal (Alabama)
Ikem Ekuwonu (North Carolina State)
Darian Kinnard (Kentucky)
S
Joey Blount (Virginia)
まとめ
現時点で招待しているのは
- QB 0人
- RB 2人
- WR 0人
- TE 1人
- OL 4人
- DT 2人
- DE 2人
- LB 2人
- CB 1人
- S 1人
ニーズに即した招待と考えると、この中にないのはSTを除けばQB、WR、C、Gのみ。
Gについては招待しているOTの中でもNFLでGにコンバートされる可能性がある選手もいるためそれも兼ねていると思われます。Cに関してもGの選手でできる人がいるのかもしれません。しかし、何より不安なのはWR。意外と現在のWRユニットについてコーチ陣が満足しているといった情報もありさらに不安になります。もしかしてWRを上位指名する気はないのでは…。コンバインでWR2人と面談していること、Boise StateのPro DayにWRコーチであるChris Jacksonが出席してKhalil Shakirを視察したとの情報はありますが、それ以上が全く出てきません。近日中に情報が出ることに期待しておきます。
Dylan MosesがカットされたことでLBのニーズが大きくなっていることも気になります。このままだと1巡:EDGE、2巡:IOL or LB、3巡:IOL or LBの残った方 + WR or TEとかが現実的なのかもしれません。ただWRは2番手以降は豊富であることを考えると3巡で指名するのも中途半端な結果になりそうなので、TEの方が有力でしょうか。
1位指名候補を何人か招待しているのは、1位指名をOTにするのかEDGEにするのかをまだ決めていないのか、あるいは他チームに明らかにしないために戦略としてやっているのかもしれません。また、万が一トレードダウンの誘いが来た時にその時の候補を見ておくという意味合いもあるのかもですね。