コーチングスタッフについてはとりあえずこれで終了です。
Assistant Defensive Line Coach Rory Segrest ?歳
選手時代
Waycross高校を卒業後、Alabama大学に進学。OLとしてプレーするも怪我により選手生命を絶たれた。
コーチ時代
所属チーム | 役職 | |
---|---|---|
1994-1995 | Alabama | Student Assistant |
1996 | Alabama | Strength & Conditioning Graduate Assistant |
1997-1998 | Auburn | Defensive Graduate Assistant |
1999 | Southeast Missouri State | DL Coach |
2000 | Southeast Missouri State | DL Coach/Recruiting Coordinator |
2001 | Southeast Missouri State | OL Coach/TE Coach/Recruiting Coordinator |
2002-2005 | Samford | DL Coach/STC/Recruiting Coordinator |
2006-2007 | PHI | ST Quality Control Coach |
2007-2008 | PHI | STC |
2009-2010 | PHI | DL Coach |
2011-2013 | Samford | DL Coach/STC |
2014-2016 | Arkansas | DL Coach/ST Coach |
2018-2021 | Louisiana | DL Coach/Assistant HC |
コーチとして
怪我で選手生命を絶たれた後、1994年にAlabama大学でStudent Assistantとしてコーチングキャリアをスタート。1995年にはCo-Leadership Awardを受賞。大学時代は選手・コーチとして計12回のボウルゲームに参加。
1997年からAuburn大学でDefensive Graduate AssistantとしてDLやSTの指導を担当。
1999年にSoutheast Missouri State大学でDLコーチとなり、その後Recruiting Coordinator、OLコーチ、TEコーチなどを経験。
その後Samfordでの指導を挟み、NFLコーチとしてPHIでHC Andy Reidの下指導。なお、この時にOffensive Quality Control CoachであったDoug Pederson、Defensive Quality Control CoachであったMike Caldwellと共に働いている。
2008年にはFG数で第3位、Pro BowlのK David AkersはFG 33回、144点でフランチャイズ記録を更新、P Sav RoccaのNET Punt averageが37.9とフランチャイズ記録を樹立するのに貢献。
2009年・2010年にはDLによるサック数でそれぞれNFLの2位・4位、DLによるTFLは9位・3位を記録。2010年にはDLによるQB KnockdownとQB HurriesでNFL2位。しかし2010年シーズン終了後に解雇。
2011年には再度Samford大学へ。STは前シーズンに比べて全てのカテゴリーで向上。
2012年にはDLのNick Williamsを指導しAll Conference 1st teamに選出。彼はのちにドラフト7巡目でPITに指名された。STでも前年同様良好な成績を残し、K Cameron YamはAll American 1st team、All conference 1st teamに選出。
2013年には1992年以来初めてFCSプレーオフ進出を果たした。
2014年にArkansasへ。同大学がSECに加盟して以来初めて得点とトータルディフェンスの両方でトップ10にランクインするのに貢献。被ラッシングヤードはSECで2位、全米で12位。全米第20位のLSUと第8位のOle Missを相手に完封し、ランク外のチームとしてランク内のチームを相手に連続してシャットアウトしたカレッジ史上初のユニットとなった。大学史上2番目に多い47.5回のTFLを記録したTrey Flowersのポジションコーチを務めており、スターター4人のうち、FlowersとDarius PhilonがAll-SEC 2nd teamに選出され、2名とも2015年のNFLドラフトで指名された。Flowersは4巡目でNEに、Philonは6巡目でSDに指名された。またSTも担当し、2013年に67位だったキックオフリターンユニットを全米5位まで成長させた。
2015年にはArkansasがSoutheastern Conference(SEC)で2位、全米で12位のラッシングディフェンスを記録するのに貢献した。
2016年にPedersonがPHIのHCとなった際にDLコーチとして就任するとの噂があったがArkansasに残ることとなった。
その後2018年にLouisiana大学へ移り3年間DLコーチ、アシスタントHCを務めた。
現地の反応、個人的な感想
現地での反応は特別なし。2009-2010年にPedersonと同僚であり、2016年にもDLコーチとして採用しようとしていた話もあるため、そこのつながりでの採用と思われる。DLコーチとしては18年の指導歴があり経歴は十分。STCとしても功績を残しているがこちらは今回関係なし。Arkansasでは強力なDL陣を形成し全米トップレベルにしているのは頼もしい。PHIでも記録を見ると悪くないように思えるが、現地の評価は良くなく実際2010年には解雇されているのでこの辺りをどう評価するか。
ただ、今回DLコーチはBrentson Bucknerという個人的にはかなり評価しているコーチを採用しているので、アシスタントとしてさらに経験豊富なコーチがいるというのは悪いことはないと思う。
Assistant ST Coach Luke Thompson ?歳
コーチ時代
所属チーム | 役職 | |
---|---|---|
1998 | Bowdoin | OL/TE Coach |
1999-2000 | Holy Cross | Assistant Coach/Recruiting Coordinator |
2002-2003 | Amherst | Assistant Coach |
2004-2005 | Harvard | OLB Coach |
2006-2011 | Georgetown | LB Coach/STC |
2012 | Army | STC/FB Coach |
2013 | Army | STC |
2014-2016 | Georgetown | DC/LB Coach |
2017-2018 | Lafayette | DC/LB Coach |
2019-2020 | PHI | Assistant ST Coach |
コーチとして
Massachusetts州WorcesterにあるAssumption大学をでフットボールをプレー、1998年に外交と経済学の学士号を取得し卒業。
1998年にBowdoin大学でコーチのキャリアをスタート。
2002年にはAmherst大学でアシスタントを務めた。ILBのコーチングなどを担当。
2004年にHarvard大学へ。10勝0敗でIvy leage優勝に貢献。最後の6試合で失点を14点以下に抑え、うち2試合でシャットアウト。最後の3試合ではTDを1回しか与えていない。
2006年からGeorgetown大学ではSTCとしてキックオフリターンで全米13位、パントリターンで全米15位を記録。当時のリターナーがAll-Patriot leage 1st teamに、Kが同2nd teamに選出。
Armyを挟んで2014年に再度Georgetown大学へ。その際に当時のHC Rob Sgarlataは
「彼がチームに戻ってきたことに、私はとても興奮している。彼は我々のプログラムにとって非常に大きな資産になるだろう。彼は優れたフットボールコーチであり、さらに優れた人間だ。彼は、細部にまでこだわったコミュニケーション能力を持ち、選手との関係も良好であることが証明されている。」と評している。
2017年にDC/LBコーチとしてLafayette大学へ。前年1試合あたりの失点が37.3点だったところから15.8点と大幅に改善させた。また前年はTakeawayでリーグ最下位のところをリーグトップに導いた。
2019年にはLS Rick LovatoがPro Bowl選出。K Jake ElliottはFG成功率84.6%でキャリアハイ、P Cameron Johnstonはgross punting (46.4 9位)、net punting (42.3、8位)といずれもトップ10入りとなった。
現地の反応、個人的な感想
2019-2020年にPHIにてPedersonの下で働いておりそのコネクションでJAXへ。2020年はElliottが不調だったものの2019年はキャリアハイを記録。まぁ2021年に早々にそれを超えてPro Bowlに選出されましたが。
まぁこちらも新STCのHeath Farwellが優秀なので、しっかりアシストをしていただきましょう。